どうも、しょうたです。
銀行員の年収って一般的に高いというイメージがあるじゃないですか?
「でも実際どうなの?」
って聞かれると、地方銀行、都市銀行と違いはあれど、総じて銀行員の年収はそこそこ高め。
中でもメガバンクの銀行員は外資系を除くと業界でもトップクラスであることは間違いないと思います。
ただ、メガバンクの銀行員の年収は40代が頭打ちってことを知っている人は少ないんじゃないですかね?
これから銀行員を目指そうと就職活動をしている人に伝えておきたいことをまとめておきます。
もくじ
メガバンク銀行員の年収事情
学生ってなんで『企業の年収ランキング』とかを気にしている人が多いんですかね?
確かに『就職人気ランキング』や『企業の年収ランキング』は見ていて参考程度にはなるかもしれませんが、実際どうなのかということを現役で働いている人に確認する作業はしない。
ランキングをそのまま信じて就職活動をやっちゃうと後で痛い目に合うだけです。
3年半働いた僕の最後の年の年収
僕の場合の話を書いておきます。
僕は三井住友銀行に入行した当初は年収240万円ぐらい。
で、3年目の時には源泉徴収で600万円ほどありました。
ただ、僕の場合は入行前から結婚をして子供がいたので、寮ではなく賃貸住まい。
家賃補助と銀行から支給される子供手当てだけで年間100万円ちょっと支給されていました。
・・・
・・・!?
今、この記事を書いていて思ったのですが、三井住友銀行って本当手厚い!!
補助、手当てがハンパないですね。
今更ながら感謝の気持ちが湧いてきました。。
さすが「人の三井」って言われるだけありますね。人情深い!!
話はそれましたが、3年目で手当て込みで600万円ほどありました。
そのまま働いている30歳の同期たち
僕は26歳で銀行を辞めましたが、そのまま続けていると30歳、31歳になっています。
今の同期の年収で言うと、役職がついたり、ついていなかったりバラつきがついてくる時期ではありますが、年収800万円ほどはあるそうです。
この金額だけみるとあまりピンときませんが、結構すごいですよ。これって。
メガバンクの平均年収とかを調べてもらうとわかるんですが、三井住友銀行で850万円ぐらいになっていると思うんですよ。
10年働かずして平均年収にタッチしているってことです。
どうしてなのか?
これにはカラクリがあって、「三井住友銀行の平均年収」というくくりにすると、事務手続きなどを中心に行う一般職の方の年収も計算に入ります。
総合職というくくりでいうと平均年収はもう少し高いということですね。
ただ、メガバンク銀行員の年収は40代が頭打ち
ここからが本題。
確かに平均年収だけで見ると一般的な企業よりも高いメガバンク銀行員ですが、その年収が長期的にもらえるかというとそういうわけではありません。
銀行員の年収は一般的には40代が頭打ち。
早い人だと30代で年収の上限が頭打ちの人もいます。
50歳を過ぎたら否応なく出向させられる
地方銀行とかはどうか知りませんが、メガバンクだと50歳を過ぎたぐらいの年に関連会社に出向させられるパターンがほとんどです。
実質、メガバンクを退職することになります。
上司の話では出向すると年収で半分ぐらいになるそうです。
今の一般的な退職年齢が65歳だとすると、15年近くはその年収で生活をするということになりますね。
ただ、銀行員だった頃の年収半分と言っても、十分に生活できるだけの収入はあるでしょう。
もちろん、出世競争を勝ち上がった人は、出向ではなく役員にもなれるチャンスはありますし、もしかしたら頭取になれる可能性もゼロではありません。
でも、そういった人たちは一握りの人たちですけどね。
ここでお伝えしたいのは、平均年収が高くても、それが何歳までもらえる収入なのかという視点を持っている人が少ないということ。
年収ランキングなんてほんと参考程度にしておかないと。
さいごに:そもそも年収より“やりたいこと”を気にすべき
銀行員の年収事情についてご紹介しましたが、そもそも就職活動、転職活動において年収を気にする必要なんてないですよ。
それよりも自分が本当に“やりたいこと”は何なのかをしっかりと考えるべきです。
よく自己分析をしろと言いますが、これほんと大事ですよ。
僕なんて、自己分析をしっかりやったつもりだったのに、銀行を3年半で辞めてますから。
年収や企業のブランドで会社選びをするのはほんとナンセンス!
何をやりたいかっていうのは、外ではなく自分の中にあるもの。