老後に沖縄移住をするぐらいならデュアルライフを手に入れるべき

沖縄 移住 老後

沖縄移住のエセウチナーンチュのしょうたです。

老後は夫婦で沖縄に移住をしてスローライフを送りたい」なんて考えている人も多いのではないでしょうか?

沖縄移住を考えている人の年齢にもよると思うのですが、僕の基本的な考え方は「思い立ったら吉日!」ではありませんが、「沖縄移住をしたい!」と思った時点で、時期とか関係なく沖縄へ来られることをオススメしています。

でも若い方であればいいのですが、老後の沖縄移住となると話は別。

若い年代であれば、「沖縄移住が自分には合わない」と思った時点でもやり直しがききますが、老後となると・・・。

老後からの沖縄移住、一筋縄ではいかないんじゃないでしょうか?

 

沖縄の年配ネットワークに入り込める勇気はあるか?

まず老後からの沖縄移住となると、そこから人脈を築くことになると思うのですが、そこまできちんと考えていますか?

今まで住んでいた場所の培った友人関係、ご近所付き合い、同僚との付き合いなどなど、全てリセットをして沖縄で暮らし始めるということですよ。

もちろん、今までの知り合いとの関係が切れるわけではないですが、沖縄で住むとなる以上、関わりを多く持つのは沖縄の人たち。そこに入り込んでいく必要があります。

沖縄の人と関わらずに沖縄移住をすることもできますが、人とコミュニケーションも取らずに沖縄に住んでいても、沖縄を本当の意味で楽しめないでしょう。

あと、沖縄に関わらずですが、日本の田舎は他所者を排他的に見がちです。特に年配の方となるとその傾向は顕著です。

沖縄の海、自然、ほのぼのとした空気感に惚れる気持ちはわかりますが、リアルに暮らすイメージを持つことが、『沖縄移住の失敗』に繋がらないベストな方法でしょう。

 

沖縄の観光本からは伝わらない真実

断片的な沖縄旅行、色鮮やかに取り繕られた沖縄の観光本。これらを通して、「沖縄に移住したい!」と考える人も多いはず。

でも、沖縄には住んでみないとわからない、”本当の沖縄“という一面もあります。

 

夏場は老体にこたえる紫外線

夏場は本当に暑い。というか、”痛い”という表現が適切なのか・・・。
沖縄の紫外線は内地では経験したことのないような強さを感じます。半袖を来ていると腕が痛い!

沖縄は年間を通して、平均気温が本島と比べると高く、暖かいので過ごしやすいと言われますが、7月、8月は紫外線がとにかくヤバい!

気温だけをみてみると内地よりも低い時もあるような時期なので、数字だけではわからないのですが、とにかくこの時期は紫外線が強いです。

若い年代の人でも紫外線が強いと感じるのに、年配の方は特に沖縄の夏場の紫外線はきついと感じるはずです。

 

湿気がすごい

沖縄は海に囲まれている立地ということもあり、年間を通して湿度が高いです。

特に5月中旬から長くて1ヶ月ほども続く梅雨の時期には、毎日湿度が80%を超えてきます。

「湿度は健康に害があるわけでもないので老体とか関係ないのでは?」と思われるかもしれませんが、湿気が多いときの洗濯が大変!

洗濯物を干しても乾きませんし、乾いたと思っても、なんかちょっと臭う・・・なんてことになりがち。

あと、部屋の湿気対策も必須。特に北向きの家や部屋だと、部屋の中がカビってくる・・・なんてことも!

このように湿気対策をする気力が若者、年配者関わらず、沖縄には求められるのです。

 

物価は決して安くない

老後沖縄移住を検討している人は、収入源をどのようにお考えなのでしょうか?

まとまったお金が毎月入るようなベーシックインカムをお持ちの方であれば問題ないのかもしれませんが、そこまで収入が見込めない方であれば注意が必要。

沖縄は一般的に”物価が安い”と思われがちですが、実際はそんなことはありません。

僕の肌感覚、スーパーの商品価格を見ている感じだと、内地と同じ、もしくは物によっては高いぐらいです。

 

中でも特に高いと思うのが、沖縄の不動産。

沖縄の不動産は、分譲、賃貸含めて、特別安いわけではありません。

むしろ沖縄の不動産事情は今ちょっとしたバブル。

分譲マンションとかだと中古マンションが販売当初よりも高く売られているような状況です。

沖縄南部方面、北部方面とかであれば、まだそこまで価格は高騰していませんが、那覇から中部にかけては、不動産価格が高騰しています。

僕も今宜野湾市の方に住んでいるのですが、一軒家を土地から建てようかと思ったら、トータルで1億円程かかると不動産会社に言われてしまいました。

老後からの沖縄移住となると、沖縄の中でもあまりにも田舎すぎると、本当に生活が不便になるのであまり現実的ではないはず。

となると、那覇周辺や、中部方面が便利ではあるのですが、どうしても家賃代が高くなってしまいます。

人それぞれ収入面にもよると思うのですが、沖縄の物価は決して安くないということは頭に入れておくべきです。

 

老後からの沖縄移住はそれなりに覚悟がいるかも

若者の沖縄移住はほぼリスクがないと個人的には思いますが、老後からの沖縄移住となると話は別。

ご紹介したような問題が大なり小なり発生して、壁にぶち当たるはず。

ただし、必ずしも老後の沖縄移住が不可能だと言っているわけではありません。

十人十色であるように、年配の方でも沖縄移住がピタッとマッチする人もいることでしょう。

最終的には自分のことはご自身が一番よくわかるはずです。どのような性格なのか、ご紹介したような沖縄移住の”壁”が立ち憚った際に乗り越えるだけの忍耐力、知識、行動力があるのかどうか。

最近の年配者は元気な方も多いですから、もしかしたら「沖縄移住して良かったー!」ということになるかもしれません。

人それぞれ、最終的な移住の決断は個人に委ねられます。

 

沖縄移住より地元とのデュアルライフを目指せ

僕が個人的にオススメするのが、地元と沖縄を行ったり来たりする”デュアルライフ“!

何も歳をとってから慣れない土地に来る必要もないんじゃないですか?地元をベースに暮らしながら、来たい時に沖縄に来れれば、それでも人生楽しくないですか?

僕の知り合いの50代の方1名は大阪と沖縄でデュアルライフを満喫している人がいますよ。

夏になれば沖縄に1か月の長期滞在をしています。釣りにクルージングにマリンスポーツを楽しんでいるようです。

その方は沖縄ではマンションの一室を所有しています。ただ、お金がなくて所有まではいかなくても賃貸でマンションを借りるとかでもいいかもしれませんね。

沖縄移住となると、沖縄県の中心地である那覇、浦添、宜野湾など、ちょっと栄えたところの方が年配者にとっては便利かもしれませんが、沖縄へのデュアルライフとなると話は別。

沖縄へ遊びに行くという感覚であれば、沖縄本島の南部や北部、宮古島や石垣島など、沖縄の中でもちょっと田舎だけど物件の価格が安いところへも気軽に行ってみようと思うはずです。

沖縄までの渡航費ですが、今であればLCCやスカイマークで飛行機を予約すれば、往復2万円もしないぐらいでチケットを取ることもできます。

 

老後に無理して沖縄移住をし、慣れない日々を送るよりも、定期的に沖縄へ通う沖縄デュアルライフを目指してみてはいかがでしょうか!?

参考にしてみてください。


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ABOUT US
おぐら不動産エージェント兼ブロガー
新卒で入社した三井住友銀行を退職ののち沖縄へ移住。今年で10年目。沖縄県内で住宅売買の不動産会社に勤めたのち、2022年7月に独立しました。 沖縄で不動産売買仲介を行うソルトリゾート株式会社の代表をしています。ブログ歴7年。