『銀行大リストラ時代』に“現役”銀行員が今思うこと。

銀行 リストラ ai

元メガバンク銀行員のしょうたです。

ここ最近銀行員が大量リストラ・・・みたいなニュースがちょくちょくテレビを賑わしていますよね。

なんでもメガバンクだけで3万人以上の失業者が出るとか出ないとか!

まぁ、まだ実際に現役銀行員がリストラされたわけではありませんが、インターネットサービスやAIの普及により銀行の仕事というのは減ってきているのは間違いないでしょうね。

ニュースではいろいろと騒がれていますが、このニュースを見て現役銀行員はどう思っているのでしょうか!?

僕の親しい三井住友銀行の友達に『銀行員のリストラ』ニュースを見て何を思うのかインタビューしてみました!LINEで。

そしたらシンプルに一言・・・

 

AIによってリストラに追い込まれる銀行員の行く末

そもそも銀行員の仕事って世間一般ではどんなイメージがあるのか?

僕が銀行に入行が決まった当初、母親が僕に言ったことは、

3時に仕事終われるからいいやない

という、わけわからない一言。

 

確かに銀行の窓口はお昼15時に閉店するところがほとんどですが、何もそこで仕事が終了となるわけではありません。

しかしながら、世間一般の銀行員に対するイメージはそんなものなんだなと実感しました。

 

銀行員も窓口がしまってからもなんやかんやですることがたくさんあります。

ましてや僕がいた法人営業の部署とかだと、支店が閉店する15時だろうが、何時だろうが関係ありません。

普通に夜まで働いていました。

 

働きながらも思っていた「この仕事誰でもできるんじゃ・・・!?」

そんなこんなで僕も銀行員として3年半働いていた中で、銀行の仕事に対して思うことはたくさんありました。

今でこそAIどうこうで、「あと10年でなくなる仕事」とかにもランクインしてくる銀行員の仕事ですが、僕はAIどうこう言われる前から、

しょーた
この仕事、別に誰でもできるんじゃないの?

と思うことがありました。

具体的にどんな仕事だったのか列挙していきます。

 

1. 融資の仕事

僕が法人営業でやっていた融資の仕事とかは、もはや人間がわざわざ営業をかけて取る必要はないと思っていました。

どんだけ一生懸命営業をかけ、企業から決算書をもらってきても、その決算書から融資の可否を判断するのはほぼコンピュータ。

決算の数字を入力したデータをもとから、企業が格付けされ、それを元に銀行が与信を取れるかどうかを判断します。

 

また、銀行は新規取引先の融資を進んでやろうとしません。これに関してはどんなに企業の格付けがよくてもです。

担保があれば話は別かもしれませんが、プロパー(担保なしの与信)はなかなか上司の判断でGOが出ません。

実際、僕は新規の営業を周りまくり、いくつか格付けの優良な先から借り入れの話をいただいたのですが、部長判断で貸付を実行するに至らなかった話がいくつかありました。

結局、銀行員はよっぽどの超優良企業でもない限り、担保なしでの与信を取りたがりません。なんやかんやで保証協会付きの貸付で落ち着かせようとします。

 

昔は銀行でも支店長や部長の権限が強い時代もあり、部長が一言「貸付実行や!」と言えば、バンバン企業に貸せていた時もあったみたいですが、今の時代、部長でも自分の目利きで貸金の実行を承認するようなことはありません。

自分の目利きでリスクを取らない判断であれば、コンピュータで十分です。

僕はずっと思っていました。

「リスクを取ろうとしない上司とかいらんねん!」と。

もちろん中には半沢直樹みたいな男気のある銀行員もいるかもしれませんが、多分それってほんと一握りですよ。

 

2. 個人営業の仕事

ファイナンシャルプランナーとかをうたって、顧客に投資信託とかの金融商品をすすめまくる個人営業の人たちもいらないですね。

今とかAIを使ったロボアドバイザーみたいなアプリとかもありますし、わざわざ銀行員からでなくてもインターネットサービスで提案してもらえる時代です。

 

加えて、この個人の営業の人たちは、自分たちの商品よりも他社の方が手数料が良かったり、ネットで加入する方が手数料もかからずに得だということを知っています。

結局、顧客に提案をする割には自分は某ネット銀行のサービスを利用しているなんてことも日常茶飯事。

こういう、ただただ資産運用の提案をするだけの営業だと、この先銀行員も厳しいでしょうね。

おまけに三井住友銀行の同期でいうと、家を買う際自社の住宅ローンを組んだという人は周りにいません。なぜならみんな三井住友銀行よりも良い条件の住宅ローンがあることを知っているからです。

こういう比較だけでしか優劣のつけれない商品を提案する仕事ってなくなりそうですねー。

 

3. そもそも銀行は旧体質で無駄が多い

銀行って一般の人が思っている以上に無駄の多い組織です。

僕も銀行にいた当初はそこまで気にしませんでしたが、その後転職したIT企業などと比べると、銀行はイチイチ無駄の多い職場だったなと思います。

 

無駄な会議、無駄な資料、無駄な言い回し、無駄な稟議、無駄な業務スタイル・・・

とにかく無駄だらけ。

これらがインターネット、AIに取って代わると銀行はものすごいスピードで業務改善が行われるのでしょう。

そうなると、人の数も自ずと減ってくるんでしょうね。

 

銀行員リストラ報道に現役銀行員が思うこと!

とまぁ、ざっと僕が銀行で働いていた時に感じていた「誰でもできそう」という仕事を3つあげました。

僕が銀行に勤めていたのが、2013年の9月までですから、あくまでもその時点で思っていたことです。

今だともう少しマシになっているのかな?少しでも改善されていないとほんと大変なことになりそうですね。

 

では、昨今話題となっている銀行員のリストラ問題ですが、現役メガバンカーの僕の友人はどのように思っているのでしょうか!

LINEでちょっと心境を聞いて見ました!

 

LINEインタビュー

 

LINEのやり取りは以下の通りです。

しょーた
三井住友銀行が4000人ぐらいの業務効率を行うみたいやけど、これについて銀行員としてどう考えてる?
先が無い

・・・

・・・

・・・

「先が無い」

 

一言、この言葉をいただきました!!

んー、深い!!w

 

このLINEの送り主の人柄を考えると・・・

多分、彼は「先が無い」とは言いながらも、そこまで深く思いつめていないでしょう。

実際、彼は銀行でも優秀な方で、結果もしっかりと残しているタイプです。

なんなら、自分が銀行からリストラをくらうぐらいなら、他に先に首になりそうなやついそうだな・・・!

なんて思っているかもしれません。

 

でも実際、銀行でしっかりと結果を残している人であれば、万が一のことが起ってしまっても、食いっぱぐれることはなさそうです。

何千人といる同僚の中で、ひときわ輝いているわけですからね!

 

にしても・・・良くも悪くも面白い時代です。


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