30代女性の転職は厳しい!?正社員を目指した転職活動のリアルな事例を紹介!

転職-女性-30代-正社員

どうも、しょうたです。

僕は、キャリアコンサルタントの国家資格を前職の仕事の関係で持っているのですが、転職希望者の方と話していると、30代の女性の方は正社員事務職を希望している人が結構な割合でいるんですよ。

30代での転職。正社員は可能ですか?
女性でも働きやすい職場に転職したい。良い方法はないですか?

と、今後のキャリアについて悩んでいる方のお話を伺うのですが、30代と言えば女性、男性問わず可能性の塊だと思うので、そんな心配することないんですけどねー、といつも思っています。

具体的にどういった悩みがあるのか、今回はいくつかピックアップしました。

30代女性の方で正社員として転職したい方、参考にしてみてください。

あ、おまけに僕からのワンポイントアドバイス付きです!w

 

30代女性 未経験の事務職へ転職希望

 

高橋みなみさん(仮名)
年齢:32歳
家族構成:既婚(子ども 無)
転職希望:営業職から事務職を希望

29歳で結婚。
将来的に子どもができても仕事は長く続けていきたいと考えていた高橋さん。
結婚から3年時に転職することを検討する。

勤めていた広告会社には新卒で入社し、営業活動をしてきた高橋さん。
夜遅くまで残業をすることもしばしばあった。

今後のことも考え事務職への転職を決意。
まずは求人サイトに登録することから転職活動を始めた。

しかしここで思わぬ壁にぶつかる。

そもそも正社員での事務職の求人がとても少ない。
また、30代の女性となると必ず「事務職経験」が求められることに気付き、転職活動は難航。

結果的に高橋さんは、比較的残業が少なく、ワークライフバランスの取りやすい業界の営業職へ転職することとなった。

 

ワンポイント!

30代を過ぎてから未経験の職種への転職は厳しい傾向があります。

また、事務職は女性に人気の職種でもあり、倍率が高くなりがちです。
事務職と一言で言っても、企業によって業務内容は大きく違うので、企業人事としては20代前半の若い人を採用し、一から育てていきたいとの意見も多いのが実情。

しかしながら今回の高橋さんのパターンで言えば、新卒入社以来続けてきた営業職の経験があり、結婚・子育てを機に職種変更までを考える必要があったのでしょうか?

そういう意味では高橋さんの最終的な選択は、彼女にとっても良い選択だったと言えるのかもしれません。

最近では、産休・育休はもちろん、子育てをする女性を応援する社内文化のある企業も増えつつあります。

安易に職種変更を考えるのではなく、職種はそのままで業界を変えるという転職活動も一つ視野に入れてみてはいかがでしょうか?

特に30代女性の転職となると、今回の高橋さんのような転職方法が適しているでしょう。

 

30代女性 子育て中の転職活動に意外な落とし穴

鈴木あゆさん(仮名)
年齢:35歳
家族構成:既婚、子ども一人
転職希望:メーカーの事務職(パート)から正社員職種希望

出産を機に融通の効きやすい仕事ということで、
メーカーの事務職をパートで続けてきた鈴木さん。

子どもが小学校に進学するにあたり、出産前のようにフルタイムで、且つ安定した仕事につきたいと正社員を希望し、転職活動をスタート。

始めた転職活動では、いくつかの企業に応募してみるも、子どもの急な発熱や、授業参観などで、勤め先の有給を使い切ってしまい、平日の面接に行くことができなくなり、やむを得ず選考を断ることもしばしばあった。

そして、やっとの思いで面接に進んだ企業でも、面接官から「次のお子さんのご予定は?」と聞かれ、回答に躊躇してしまうことも。

結局鈴木さんは、パートとして続けてきた現職で昇格試験に見事合格。

現在は正社員として、家庭と仕事のバランスのうまく取れた生活を送っている。

 

ワンポイント!

今回の鈴木さんのパターンは、小さい子どもが転職活動の壁になるケースです。

30代のママによくありがちです。

子育てをする中で、学校行事や子どもの体調により会社を休まなければならないケースも多々あると思います。

そうなると面接に参加することすら困難になってきますよね。

それと、面接時に今後の出産予定について聞かれたら、正直に答えましょう。

あとで会社と揉めて退職するはめになるのも嫌ですからね。

「今後子どもができても、御社で働き続けていきたいです。」

このように素直に伝えましょう。

本来このような質問自体が面接でNGなのですが、今後の予定も踏まえ配属先を考えてくれている可能性もあります。

だからこそ、曖昧な回答は控え、きちんと誠意をもって答える方がベターです。

無事正社員への転職が成功しても、小さい子どもがある家庭では、どうしても仕事を休まなければならない場面もでてくると思います。

なので、転職先を探すのと同時に、保育園やベビーシッターも合わせて探すことをおすすめします。

 

30代女性 管理職からの転職は給与が下がって当然!?

宮里あいさん(仮名)
年齢:36歳
ステータス:独身
転職希望:IT企業でマネージャー職(正社員)から同業種を希望

新卒入社以来、一貫して同じ企業に勤め、管理職も任されている宮里さん。

今後のキャリアアップも視野に入れ、自分自身がさらに成長できる会社はないかと転職活動を開始。

しかし、現職の裁量権を多く任されているため、なかなか平日に思うように時間を作ることができず、転職活動は難航。

やっとの思いで選考に進んだ企業も現職より給料もポジションも下がるなど、なかなか思うような企業を見つけることができない日々が続いた。

また、同業種への転職を検討していた宮里さんは、管理職というポジションを任されていることもあり、他企業にも顔が知れているため、周囲に転職活動をしていることが知られるリスクもあった。

結局宮里さんは、知人からの紹介で転職するも、ポジションは引き続き管理職という立場ではあったが、以前よりも給与が下がる条件でのスタートとなった。

 

ワンポイント!

管理職という立場で、一見スケジュール調整が簡単そうに思われがちですが、実際は宮里さんのように裁量権が多い分、社内にいなくてはならない存在となり、なかなか自由がきかなくなるもの。

もちろん、管理職のようなポジションの人材は企業としても手放したくない傾向があるため、転職活動は難しくなります。

また、一般的に求人サイトなどで出ている求人は管理職ポジションの求人は少なく、給与も低く掲載されていることが多いです。

企業が本当に欲しい管理職ポジションなどは、非公開求人であることが多く、転職エージェントやヘッドハンターによって紹介されるパターンがほとんどです。

宮里さんのような方は、むやみに自分自身で動くのではなく、まずは転職エージェントに相談することをおすすめします。

 

 

さいごに:30代はまだまだ若いぞ!

転職活動中の30代女性の相談を受けた中で、僕が印象に残ったものを3つご紹介しました。

女性の30代転職となると、ご紹介した3つのパターンに似通ったものが多くなってきます。

女性の場合、今後起こりうるライフイベント、結婚や出産を見据え早めに今後のキャリアについて考えていく方が良いですよ。

できれば、20代のうちには考えておきたいものです。

ただ、30代だと転職が難しいのかと言われると、そういうわけでは決してないと思います。

今までに培ってきた経験・スキルがあると思いますので、それらを活かせるような転職先を探しましょう。

過去の経験にそった転職活動であれば、スムーズに進めることができるはず。

また、別の業界へのチャレンジも30代であれば全く不可能という訳ではありません。

30代ですよ。30代!!

まだまだ若いですよ!僕含めてw

諦める必要はありません。

良い転職活動をして、30代謳歌しましょうよ。


住宅ローンのことならお任せください!

ローンに不安をお持ちの方もご安心ください。
一生ローンが組めない人なんていませんので、是非一度ご相談ください。
過去には次のような方々からも住宅ローンのご相談をいただき、新築木造住宅のご購入に繋がっています。

● 60歳以上の方
● 同性パートナーの方
●転職後間もないご夫婦
●外国籍の方
●自己破産(個人再生)経験者
●借金のある方
●永住権のない方
●身体障害のある方
●既にローン返済中の家族
などなど、、、

「自分は住宅ローンが通らない…」と、あきらめていませんか?
そういった方でも自己資金0円からのマイホーム購入を実現しています。

詳細はこちらから


ABOUT US
おぐら不動産エージェント兼ブロガー
新卒で入社した三井住友銀行を退職ののち沖縄へ移住。今年で10年目。沖縄県内で住宅売買の不動産会社に勤めたのち、2022年7月に独立しました。 沖縄で不動産売買仲介を行うソルトリゾート株式会社の代表をしています。ブログ歴7年。