【沖縄回航記録】大阪から沖縄まで船でクルージングした話。

4日目。人生初の離島、離島と続く。

4日目となると、船に乗り続けることにも慣れる。

なんなら、ちょっと波が荒れてるぐらいの方がスリリングで面白いとさえ思ってくる。

種子島を日の出とともに出航し、次は屋久島へ。

種子島と屋久島の位置関係を見ると、屋久島に一度寄る必要もないと思ってしまうが、この日は南東の方角から風、波があったので、それをかわす為にも屋久島の西側を通ることになった。

種子島から屋久島へは2時間ほどで到着。

人生初の屋久島。

今回の沖縄回航で寄った離島の中では、屋久島だけが期待を裏切らない、イメージしていた通りの雰囲気があった。

“都会”という言葉とは、かけ離れた自然豊かな島。

とにかく自然がすごかった。緑が近い、海も綺麗、島全体を覆う雰囲気もイイ!
と言っても、漁港からあたりを見回しただけだけど、多分島を散策しても、どこもこんな雰囲気なんだろう。

屋久島でも一応給油。片舷で100ℓを補給。

屋久島だけはすぐにでもまた来たいと思える、そんな島でした。

 

屋久島〜奄美大島。海、海、海ー!!

今回の航海で一番印象に残っている場所が、屋久島〜奄美大島までのクルージング。

この間、小さな島はあるものの、船で走っている最中、あたりを見回しても何も見えない時が随所にある。

どこを見ても、海、海、海!!海しかありません。

 

 

今でこそ、GPSがあるから、不安ではないものの、昔の人はめっちゃ不安やったんちゃうかな?星とかを見て、方角を調べていたんかな?

とりあえず、GPSがある今でも、周りに海しか見えない状況は、変にテンションが上がる。

しょーた
まさにワンピースの世界ってこんな感じなんやろな。ルフィすげー!

という具合に、ちょいハイテンションになる。

周りに海しか見えないところをかっ飛ばす感じがなんとも気持ちがいい。

途中風も強くなった。クルーザーを操縦する上で、風はできるだけ真後ろから受けないようにし、斜め45度ぐらいで受けるようにしたい。真後ろから風を受けてしまうと、船の先が海に突き刺さってしまうことがよくある。

風をうまく受けながら、ひたすら奄美大島に向けて突き進む。

途中トカラ海峡のあたりで海に切れ間が見える。これが黒潮らしい。

海からだと潮の境目がよくわかる。海って面白い。知っているようで知らないことがまだまだありそう。

 

これまた人生初!奄美大島着。

とまぁ、一日船を走らせ、夕方ぐらいに奄美大島に着いた。

奄美大島では、両舷合わせて1050ℓ給油をした。

回航中の給油の話。
今回の沖縄回航中の給油は全て停泊した近くの給油所からタンカーを呼んで給油しています。マリーナで給油すると高いですからねー。

奄美大島は種子島よりもさらに都会だった。これまた想像していた町並みと少し違う。

田舎すぎず、都会的要素もあるから住むのには良さそう。沖縄本島の読谷、嘉手納あたりの雰囲気ににている・・・ような気がする。

奄美大島はどういうわけか海上保安庁のチェックが厳しい。よく海上保安庁の船が停泊していた。

沖縄回航中は毎晩、居酒屋で飲み会。たわいのない話でも、旅中の出来事であれば、みんなの共通の話題として盛り上がる。

旅ならではの楽しみ。

この日も船で宿泊。船での宿泊も今晩がラスト!

 

5日目。いざ沖縄本島へ!感動!?のフィナーレ。

いやー、最終日となると、なんとも言えない気持ちになりますね。

大阪から沖縄までのクルージングって・・・

なんて思っていましたけど、なんとかゴールが見えてきました!

そう言えば、奄美大島で一緒になった船の人がいたんですが、なんでも香港まで回航中だとのこと。

・・・”香港”って!!

もはやスケールが違いました。その船の写真を撮影していたのでどうぞ。

 

奄美大島も日の出とともに出航。

奄美大島を出航。いよいよ最終の航海!

航海中、海の色がだんだんと変わってきていることに気づく。

深い青色だった海が、エメラルド色の沖縄らしい海の色に変わる。沖縄はもうすぐそばだ!

左手に徳之島、沖永良部島、与論島を見ながら、ついに辺戸岬が見えた。

辺戸岬まで来ると、「沖縄に帰って来たなー!」という気持ちになったが、実はここから宜野湾マリーナまで、小一時間ほどかかる。

大阪からの長旅で気が緩みそうになるが、実はここからの航海こそ注意しなければならない。

 

沖縄周辺はリーフだらけ!

沖縄まで来るとリーフが多い。油断していると座礁する危険性もある。

陸地を見ながら走りたい・・・なんて思っていると、どんどん浅瀬の方に行ってしまい、いつのまにか座礁・・・なんてこともあるらしい。

また、沖の方を走っていても、急に浅瀬があったりするので、沖縄近海に入ってからはGPSをマメにチェックする必要がある。

 

宜野湾マリーナに着いてからも要注意!宜野湾マリーナの出入り口は地元のマリン業者の人でも油断すると座礁してしまうぐらい、浅瀬がありややこしい。宜野湾マリーナの出入り口は本当に注意してください。

と言っても、ちゃんと緑、赤の浮きがあるので、その通りに行けば大丈夫。横着すると座礁します。

 

と、まぁ、注意しながら入港し・・・

無事、大阪から沖縄までの回航を達成!!

いやー、めでたい!!

この日は一緒に行っていたメンバーで宜野湾マリーナ近くの居酒屋で打ち上げでした。

他のメンバーは翌日カジキ釣りに参加とのことでしたが、僕は家族が待っているので、ここでお別れ!

機会があればまた参加したい!と、思える良い旅でした。

おわり。


住宅ローンのことならお任せください!

ローンに不安をお持ちの方もご安心ください。
一生ローンが組めない人なんていませんので、是非一度ご相談ください。
過去には次のような方々からも住宅ローンのご相談をいただき、新築木造住宅のご購入に繋がっています。

● 60歳以上の方
● 同性パートナーの方
●転職後間もないご夫婦
●外国籍の方
●自己破産(個人再生)経験者
●借金のある方
●永住権のない方
●身体障害のある方
●既にローン返済中の家族
などなど、、、

「自分は住宅ローンが通らない…」と、あきらめていませんか?
そういった方でも自己資金0円からのマイホーム購入を実現しています。

詳細はこちらから


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
おぐら不動産エージェント兼ブロガー
新卒で入社した三井住友銀行を退職ののち沖縄へ移住。今年で10年目。沖縄県内で住宅売買の不動産会社に勤めたのち、2022年7月に独立しました。 沖縄で不動産売買仲介を行うソルトリゾート株式会社の代表をしています。ブログ歴7年。