外国人にとって永住権なしで日本での住宅購入は魅力的な選択肢ですが、そもそも永住権なしで日本の不動産を購入することができるのでしょうか?日本の安定的な不動産市場や将来への期待は、多くの外国人投資家の関心を集めています。しかしながら、日本の不動産の収集であったり、住宅ローンの問題など、クリアすべき問題は多いです。本記事では、永住権なしでも日本での住宅購入を成功に導くための具体的な方法とポイントを解説します。
もくじ
外国人が日本で住宅購入を考える理由とは
多くの外国人が日本での住宅購入を検討する理由は、日本の安定的な不動産市場と将来への期待にあります。日本は地政学的に安定し、経済的に発展しているため、不動産投資が魅力的です。
また、昨今だと円安の影響もあり、日本の不動産が外国人の方にとっては購入しやすいというのも大きなポイントですね。
日本への移住を考えている方も!
中には、将来的には日本国籍の取得も考え、永住するためにも持ち家がほしいという方もいらっしゃいます。沖縄だと、軍で働いている方が沖縄の女性と結婚をし、沖縄に永住したいという話もよく聞きます。
永住権と住宅購入の関係について理解する
結論として、日本では永住権を持たない外国人の方でも日本の不動産を購入することは可能です。沖縄でも2017年、2018年頃はアジアの国の方々がマンションの一室等を購入されるケースが多くありました。(その後は問い合わせもピタッとなくなりましたが…)
ただし、ここで問題になってくるのが住宅ローンの問題。現金で購入されるという方であれば、日本の不動産を購入するということは、そこまでハードルは高くありませんが、住宅ローンを検討されている方であれば、やはり日本人が組む住宅ローンと違い、諸条件があります。
日本の銀行は基本的に永住権がないと融資してくれない
まず、日本の多くの金融機関では住宅ローンの条件として、「日本国籍であること、または永住許可を有すること」としており、そもそも外国人の方にとっては審査基準が厳しいものになります。
融資を検討してくれる銀行もないことはない!
ケースバイケースですが、永住権がないお客様でも過去には融資が通ったケースもあります。ただし諸条件はありました。
- 日本円で給料をもらっている方
- ビジネスビザをもらっている方
- 3割程の頭金を準備できる方
このような条件は付きましたが、外国人の方でも住宅ローンが通る可能性はあります。銀行は時期によって融資基準が変わりますが、永住権がないから住宅ローンを諦めるというのはもったいないです。可能性はゼロではありません。
その他の留意すべきポイント
日本人、外国人関わらずですが、住宅ローンを選択する際には、金利や返済条件を比較検討することが重要です。ローンの返済計画を慎重に立て、自身の経済的な状況に合った選択を行いましょう。
沖縄でよくある軍で働くアメリカ人の住宅ローンは?
こちらも沖縄で不動産の仕事をしていると定期的に問い合わせがあるのですが、沖縄にはアメリカ軍の方が多くいますが、基本的にアメリカ軍人の方は住宅ローンを組むことができません。
これは、アメリカ軍の方はビザの種類が違うことと、給料をドルでもらっていること(日本に納税をしているわけではない)、また、早い方であれば2年で転勤となってしまうこと等があり、沖縄の銀行はどこも融資してくれません。
一つ可能性があるとすると、沖縄の方と結婚し、またその方が定職に就いていて一定の収入がある、ということであれば奥様名義住宅ローンを組める可能性はあります。
とにかく相談をしたいという方はLINEでご連絡ください。
まとめ:ケースにもよるが外国人でも住宅ローンは組める
まとめますと、外国人の方で永住権がない方でも住宅ローンを組める可能性はあります。一人で悩むのであれば、是非ご相談ください。結果無理だったとしても、今後どうすれば住宅ローンを組めるか等のアドバイスもできるかもしれません。
これは万国共通ね!