知り合いが大きな買い物をして、売主と買主(=知り合い)が揉めているということで、昨日話を伺ってきました。
不動産の話ではないのですが、売主と買主の間には今回の取引を仲介した業者もいます。
売主は買主に文句を言い、
買主は買主で「売主が悪い!」と文句を言っている。
客観的に話を聞いてみると、どちらの言い分も一理ある。
ただ、そもそも怒りの矛先が違うんじゃないか?と思いました。
というのも、仲介した業者はかなり大きな金額をもらう予定で、
なんなら一部はすでに支払い済みらしいのです。
でも今回のように、成約に向けた仲介の仕事がうまくいっていないのに、
そんな大きな手数料を受け取るのは、どう考えてもおかしい。
話を聞いて、正直「いやいや、仲介のやつが悪いだろ」と思いました。
しかもその仲介業者は、知人と一緒になって売主の悪口を言っているようです。
この話を聞いて思い出したのが、
「彼氏が浮気して、最初は浮気相手に腹が立つけど、冷静になると“浮気するおまえ(彼氏)が一番悪いやん!”ってなるやつ」です。
まさにあのパターン。
売主も買主も言い分はありますが、
最終的には「無事に成約したい」という思いでは一致しています。
それをきちんと橋渡しするのが、本来“間に入る人”の仕事。
矛先が違うな、と思った話でした。
まぁ、悪いやつはそのうちボロが出ますけどね。