なんらかの理由で生活保護受給をされている方にとって、住宅ローンを取得することは、夢の実現として立ちはだかる壁の1つです。また住宅ローン支払い中だと、生活保護を受給できないとも言われています。何気に関係してくるこの2つ。生活保護と住宅ローンについて調べたことをメモしておきます。
もくじ
生活保護とは?
生活保護の基本
生活保護は、経済的な困難に直面した人々に対して提供される福祉プログラムです。これは、低所得者や雇用のない人々が生活の基本的な必需品を賄うための支援を受ける仕組みです。根っこをたどると、日本国憲法第25条で定められている「生存権」の理念に基づき、国民の最低限の生活を保障するものになります。
住宅ローンとの関連性
生活保護受給者にとって、住宅ローン取得は基本的に難しいです。なぜなら、住宅ローンは収入や信用履歴に依存し、生活保護を受ける状況では通常の審査基準を満たすのが難しいからです。
また、住宅ローンの返済が残っていると、生活保護受給も基本的には難しいです。(例外的に残債が少額等であれば、そのまま生活保護を受給できるケースもあるようです。)
2. 生活保護受給者と住宅ローン
生活保護受給者の住宅ローン取得の難しさ
繰り返しになりますが、生活保護を受けている場合、通常の住宅ローンの審査基準を満たすことは困難です。収入が制限されているため、住宅ローンの返済が難しいとみなされます。
それでもあきらめられない場合…
生活保護を受けていて「どうしても家が欲しい…!!」というケースは稀かとは思うのですが、生活保護者がローンを組めない以上、家族が購入した家等に遊びに行かせてもらうぐらいしか方法はありません。また、家族が購入した家に住まわせてもらう場合等は生活保護の受給額が減る可能性もありますので、役所に確認するようにしましょう。
5. まとめ
調べていくと、生活保護を受けていて住宅を購入したいというケースはあまりなさそうですが、住宅ローンを組んでいて、なんらかの理由で生活保護を受けたい、というケースは一定数ありそうです。どのようなケースであれば生活保護を受けることができるのか、役所にきちんと確認をした上で、対応した方がいいですね。