12月3日。今年もあと1ヶ月もありません。
言いたくないけど、1年早い。
何度かブログにも書いていますが、完了検査時と現状を比較するってめちゃくちゃ大事ですね。オーナーですら、やったことすら忘れている増築等もありますからね。
最終的に信じれるのは完了検査時の図面だけです。
何を気をつける方がいいのか
本来建築確認申請が必要な増築がされていなかったという今回のような事例ですが、何をどう気をつければいいのか。
基本的に大規模な増築等は建築士事務所に相談すると思うのですが、やはり信頼できるところに依頼しなければなりません。
今回の件も、結局増築部分をオーナー負担で解体することになりましたが、きちんと建築確認を取っていれば、そのまま利用することができました。
あとは建築主として依頼者もある程度内容を確認できる方がベターではあります。
商売の基本は『三方よし』と言うが…
近江商人の経営哲学で『三方よし』とありますが、今回のケースで言うと、
売主:値引き交渉を受け入れ、さらに解体費がかかる…
買主:当初見た物件と様変わりし、復旧に指値以上の費用がかかる…
世間(ここでは私):売主さん、買主さんの状況を見て辛くなる…
とりあえず現時点では三方よしから程遠い状況です。
今、もろもろ調整中で、最終的にはこの取引があった良かったと関係者一同思えるように進めていければと思います。